エネルギー管理士試験
「エネルギー管理士」資格
エネルギー管理士は、
@「エネルギー管理士試験」(国家試験)の合格と「1年以上の実務経験」
A 3年以上の実務経験者による「エネルギー管理研修」の修了(修了試験合格後認定)
のいずれかにより取得できます。
@の試験は例年8月上旬に全国10会場で実施します。
Aの研修は例年12月中旬に全国6会場で実施します。
エネルギー管理講習
「エネルギー管理講習」
エネルギー管理企画推進者、エネルギー管理員の選任対象となるためには、本講習(1日)を受講・修了する必要があります。全国で上半期(例年6月〜 7月)、下半期(例年10月〜 11月)に実施します。
また選任後は、別に行われる「資質向上講習」を定期的に受講・修了する必要があります。
なお、エネルギー管理士資格者はこれらの講習を免除されます。
エネルギー管理者等の選任に必要な資格
企業や事業所においては、省エネ法に基づき、以下のようにA 〜 Cの区分に応じ、エネルギー管理の統括責任者や一定の資格を有するエネルギー管理者等を置くことが義務付けられています(下表)。
A:年間のエネルギー使用量(原油換算、以下「使用量」)が、1,500kL以上の企業(事業者)
B:使用量が3,000kL以上で5業種(製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業)に属する工場・事業場
C:B以外で使用量が1,500kL以上の工場・事業場
区分 |
選任すべき者 |
選任に必要な資格 |
業務 |
A |
エネルギー管理統括者 |
― |
企業全体のエネルギー管理についての統括的責任
(役員クラス) |
エネルギー管理企画推進者 |
「エネルギー管理士」または
「エネルギー管理講習」修了者 |
エネルギー管理統括者の実務面の補佐 |
B |
エネルギー管理者 |
「エネルギー管理士」 |
工場・事業場のエネルギー管理
- エネルギー消費設備の管理
- エネルギー使用方法の改善、監視業務の管理
- エネルギー使用量、使用効率の報告
等
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C |
エネルギー管理員 |
「エネルギー管理士」または
「エネルギー管理講習」修了者 |
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