ECCJ Home | 省エネお役立ち
| 目次 1. オフィスビルのエネルギー消費の特徴 | 2. オフィスビルの省エネのポイント | 3. オフィスビルの省エネ対策のチェックポイント | 4. オフィスビルの省エネ事例 | 5. 運用改善による省エネ促進ツール・手法の活用 |
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1.1 オフィスビルの部門別エネルギー消費 |
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1.2 オフィスビルの用途別エネルギー消費 |
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1.3 オフィスビルの形態別エネルギー消費原単位 |
下のグラフは、オフィスビルの調査データより、エネルギー消費構造の分析が可能な120件の有効データを抽出し、庁舎、自社ビル、テナントビルに分類し、さらにテナントビルについてはレンタブル比〔貸室面積比〕で層別し、エネルギー用途別のエネルギー消費原単位※(各データ群の中央値)を表示したものです。※エネルギー消費原単位:エネルギー使用量を生産数量又は建物床面積その他エネルギー使用量と密接な関係を持つ値で除したものこの結果より以下のことが分かります。 |
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1.4 オフィスビルの規模別エネルギー消費原単位 |
下のグラフは、オフィスビルの調査データの内、庁舎を除いたものを面積規模で層別し、オフィスの規模別エネルギー
消費原単位(各データ群の中央値)を表示したものです。 この結果より、規模が大きいほど原単位が大きくなる傾向にありますが、これは建物の高層化に伴う水搬送動力と昇 降機におけるエネルギーの増加が影響していると考えられます。 |
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1.5 オフィスビルのエネルギー消費の相関関係 |
下のグラフは、オフィスビルの調査データの内、レンタブル比40%以上のテナントビルについて、延床面積と年間総エネルギー消費量の相関関係を表したものです。グラフより、延床面積と年間総エネルギー消費量は高い相関関係がみられます。また、相関関係は、熱源保有のビルより、DHC(地域熱供給)の方が高くなっています。 | ||
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空調エネルギーと規模[延床面積]との関係は、熱源エネルギー消費量より熱源(冷凍機・補機)+熱搬送エネルギー(ポンプ・ファン)の方が相関関係は高くなっています。このことから、空調の原単位を管理する際は、熱源+熱搬送エネルギーで管理することがポイントであると考えられます。 |
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一般にオフィスビルでは、照明・コンセントを分離せず一括計量(課金等の目的)で管理されています。グラフに示した ように、一括データに比較して照明エネルギーを分離した場合のほうが相関が高くなっています。これは、照明に比べ、コンセント負荷の方はオフィスのOA機器の設置状況等により大小があるためと考えられます。このことから、エ ネルギー管理の観点から照明とコンセントを別計量で管理することが望ましいと考えています。 |
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