ECCJ Home | 省エネお役立ち | 目次 1.病院のエネルギー管理と省エネ推進 | 2.病院のエネルギー消費の特徴 | 3.病院の部門ごとの対策 | 4.病院の主な省エネ対策手法 | 5.病院の省エネ対策事例 | 6. 運用改善による省エネ促進ツール・手法の活用 |
[前頁][次頁] |
■ ボイラにおける燃焼空気比管理 |
|
■ 蒸気系の熱損失対策 |
蒸気系の熱損失を軽減しましょう | |
蒸気系統の熱損失は20〜30%にも及ぶといわれます。 右図は当センターが実施したエネルギー消費に係る実態調査における給湯消費量と給湯用蒸気消費量の時刻トレンドを示しています。給湯使用量の無い深夜においても給湯用蒸気が消費されております。下記に挙げるような対策をしましょう。 |
■ 外気冷房 |
下図に示すように外気温が室内温度より低い場合に還気を空調機に戻さず、外気を多く取り入れて空調機の負荷を軽減する手法です。 |
外気冷房の可能期間は室内と屋外のエンタルピによって決まります。右図は2007年気象庁データの最高値の旬間平均値から作成したものです。東京の場合は10月中旬から5月中旬までが可能期間になります。 |
■ ナイトパージ |
左上図に示すように外気温度の低い夜間(空調時間外)に,ビルコンクリート躯体や居室に蓄積された熱を夜の冷気で冷却することで冷房立ち上がり時の冷房負荷を軽減し,省エネルギーを図ろうとする手法です。左下図は,あるビルでナイトパージをしたときと通常(しないとき)の室内温度を比較し たものです。医事課等OAの重装備された管理部門や検査室のように内部設置の機器や躯体等に蓄熱されているゾーンで夜間の冷房を停止している場合は有効な手法です。「冷房立ち上がり時の室温」と「それ以前(前日冷房停止時〜本日冷房運転まで)の外気温」に大きな差があるような季節または日での取組みを検討してみましょう。 |
[前頁][次頁] |
ECCJ Home | 省エネお役立ち | 目次 1.病院のエネルギー管理と省エネ推進 | 2.病院のエネルギー消費の特徴 | 3.病院の部門ごとの対策 | 4.病院の主な省エネ対策手法 | 5.病院の省エネ対策事例 | 6. 運用改善による省エネ促進ツール・手法の活用 |
|