ECCJ Home | 省エネお役立ち | 目次
1.病院のエネルギー管理と省エネ推進 | 2.病院のエネルギー消費の特徴 | 3.病院の部門ごとの対策 | 4.病院の主な省エネ対策手法 | 5.病院の省エネ対策事例 | 6. 運用改善による省エネ促進ツール・手法の活用
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病院のエネルギー管理と省エネ推進
■ 組織・体制の確立
省エネを推進するためには病院全体が一丸とならなければなりません。下図のピラミッドのようにそれぞれの立場で役割を全うすることが重要です。
組織・体制の確立

■ 組織活動による省エネ
  • 組織の統括は経営層が不可欠。

  • 各部門ごとの省エネ責任者の専任と要所への表示

  • 定期的な省エネ推進会議でのフォローアップ

  • 医療従事者への〔省エネは省マネー〕のモチベーション

  • 各部からの参加者による定期的パトロールと電灯、空調切り忘れ等の問題点抽出と該当部門への通知

  • 機関誌、ポスター、ステッカー等による啓発

  • 省エネ提案の募集と成果の表彰による動機付け

  • 活動成果の発表による達成感の共有
 

■ エネルギー管理者による省エネ推進
病院の施設管理は右図に示される3要素をバランスよ進めなければなりません。また、下右図は当センターが実施した省エネ診断から得られた実態を設備項目ごとに省エネルギー管理の進捗度合いをレーダーチャートで示したものです。各管理項目ごとに理想値を100として病院の運営母体ごとの平均値を示しました。大学病院以外は体制・原単位管理・PDCA管理等の「一般管理事項」が50点まで至らず、この項目の充実が望まれます。 エネルギー管理者による省エネ推進
■ 継続的PDCAの実施
下図に示すPDCA管理は、設備の運転管理担当者が中心になって継続的に進めていくことが重要です。設備運転上の改善工夫とともに高効率のシステム・機器の導入を企画、トップへの提案を行う立場にあります。省エネのポイントやヒントを示しますので参考にしてください。
計測環境の整備・データの分析



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