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[照明] |
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オフィスや工場における不要照明の消灯、照度の見直し |
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安全上あるいは生産上問題のない範囲での消灯、照明間引きによる照度調整 |
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広告照明等の停止 |
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直接事業活動に支障とならない広告や看板やライトアップ等の消灯 |
[空調・暖房] |
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暖房設定温度を低めに見直す(例 22 => 19 など) |
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暖房時の暖気の拡散 |
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扇風機やサーキュレータにより屋内上部に滞留する暖気を攪拌する |
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必要に応じてカーテン、ブラインドを活用し暖気を逃がさないようにする |
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冷暖房同時運転による混合損失を避ける |
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同一室内において、ペリメータ系空調機の暖房とインテリア系空調機の冷房が同時に発生しないよう、ペリメータ系の温度設定をインテリア系の温度設定より低くしたり、冷暖房同時運転となった場合は空調機を停止する等の対策をとる。 |
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不要時の換気ファンやブロアのこまめな停止
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暖房運転時には室内CO2濃度基準1,000ppmを越えない範囲でできるだけ外気取り入れ量を抑える。 |
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無人電気室等における空調の停止 |
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電気室に設置されている電機電子機器等の周囲温度条件は一般的に 40℃以下であるが安全を優先するあまり冬季でも冷房が入る場合がある。こうした場合、機器の許容周囲温度上限を越えない範囲で空調を停止するか外気取り入れを行う。 |
[生産・ユーティリティ設備] |
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蒸気配管保温等断熱の強化、吹きっぱなし蒸気トラップの緊急補修 |
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外気温の低い冬場においては特に熱ロスが多くなる傾向がある。このため、配管やタンクの保温断熱の強化や補修を行うとともに、蒸気トラップの動作チェックや蒸気ドレンの熱回収なども検討する。 |
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工場等における冷却や洗浄工程での水の節約 |
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工場等では多量の工業用水、上水を使用しているがこれも安全上や品質維持のため過剰気味になっている例が多い。また管理の煩雑さ等から非生産時にもバルブ開のままとしている例も多い。ポンプの起動頻度の関係もあるが水量の見直しとともにこまめなオンオフ、が省電力となる。その他事務所やトイレの節水も省エネ、省電力となる。 |
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温水供給温度の低減、温水から水使用への切替え等の停止 |
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多量の温水を使用している工場プロセスについては量の削減とともに供給温度見直しも
省エネに有効である。 |
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ライン停止時、非操業時の設備の電源OFF |
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設備やラインの停止は電源からのシャットダウンが効果的。但し再起動時の起動電力やエネルギーを考慮した対応が必要である。 |
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ライン停止時におけるユーティリティ供給の停止 |
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メイン設備を止めてもコンプレッサや冷却水等ユーティリティは供給しっぱなしというケースが多い。メイン設備の保全あるいは保安上の注意を払いつつ、単にバルブ閉といった供給停止ではなく、ユーティリティ設備自体の停止に持っていくことが重要である。 |
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圧縮空気の供給圧力設定の低減 |
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各使用先末端での到達圧力や供給配管経路中の減圧弁の有無等をチェックし供給圧力を見直す。 |
[その他] |
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パソコン、コピー機、その他オフィス機器、給茶器、自動販売機等の不要時の電源オフ |
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コンセントを抜き待機電力のカット |
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温水洗浄便座の保温・温水の温度設定を下げると共に、不要時はふたを閉める |