ECCJ Home | TOP | 冬の工場・ビルにおける節電対策 | 家庭における節電対策 今冬の節電対策について

= 冬の家庭における具体的節電対策 =

  1. 電気製品等を節電型に

    知らず知らずのうちに、電気をムダに使う設定になっていませんか? 電気製品の設定を見直しましょう。一度見直しをしておけば、この冬中効果が持続します。

    エアコンの設定温度が高すぎませんか?
      カット エアコンの温度設定は20度を目安にしましょう。寒さを感じる時は、設定温度を上げる前に、重ね着など着るものを工夫しましょう。
    エアコンのフィルターが目詰まりしていませんか?
      カット フィルターが目詰まりしていると電気を多く使います。フィルターは2週間に1回程度を目安に定期的に掃除しましょう。
    冷蔵庫の庫内を冷やしすぎていませんか?
      カット 温度設定が「強」や「中」になっていたら「弱」にしましょう。ただし食品の傷みにはご注意ください。
    テレビの画面が明るすぎたり、設定が「ダイナミックモード」* になっていたりしませんか?
      カット テレビの画面の輝度を抑えると消費電力が小さくなります。部屋の明るさに合わせて設定しましょう。画面にほこりがついていると暗く見えるので、週に1回程度清掃しましょう。
      カット 「ダイナミックモード」* など、画面を明るくはっきりと見せる画面設定は消費電力が大きくなります。「標準モード」* や「リビングモード」* に設定しましょう。
    * 映像モードの名称は、メーカーにより異なりますので、取扱説明書をご確認ください。
    省エネモードを設定していますか?
      カット テレビやDVDレコーダーなど、省エネモードのある製品は設定しましょう。
      カット 「クイック起動」や「高速起動」を設定すると、スイッチを入れてすぐ使えるようになりますが、スイッチを切っていても消費される電力量が大きくなります。少し待つゆとりが節電につながります。
    温水洗浄便座の便座暖房や洗浄水の温度が高すぎませんか?
      カット 便座暖房や洗浄水の設定温度を低めにしましょう。便座のふたを閉めるようにすると暖房便座の消費電力量を削減することができます。
      カット タイマー機能や節電モードを活用して、使わない時間帯は切るようにしましょう。
    長時間使用する照明に白熱電球を使っていませんか?
      チェンジ 白熱電球を同じ明るさの蛍光ランプやLED電球に交換すると、消費電力は1/4〜1/6になります。寿命も大幅に延びますので、長く使う照明から検討してみてください。
    効率の良くない電気製品を使っていませんか?
      チェンジ 省エネ家電へ買換えると節電と省エネに効果があります。買換えに際しては、「省エネラベル」や「統一省エネラベル」(PDF)を参考にしてください。
    窓から熱が逃げないようにしていますか。
      カット 冬に室内から室外に逃げる熱のおよそ半分は窓などの開口部からです。厚手のカーテンなどで熱が逃げるのを防ぐようにしましょう。床までとどく長いカーテンの方が効果的です。暖房の負担が減ってエアコンの節電になります。
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    生活習慣を節電型に

    節電の必要な時間帯に電気をあまり使わないですむよう、一度生活習慣を振り返ってみましょう。節電型の生活習慣を身につければ、この冬中効果が持続します。

    節電の必要な時間帯に、消費電力の大きな電気製品等を使っていませんか?
      シフト 炊飯は、タイマー機能を利用して早朝に1日分をまとめて炊き、冷蔵庫や冷凍庫に保存しましょう。
    * 冬の北海道は、夜間早朝も電力需要が高い水準ですので、「シフト」ではなく「カット」による節電をお願いいたします。
      カット 消費電力の大きい電気製品を使う家事は、節電の必要な時間帯、特に夕方から夜にかけての時間帯(16〜21時)を避けるようにしましょう。
    ・消費電力の大きな電気製品例
      アイロン、電気ポット、電子レンジ、ホットプレート、ドライヤー、トースター
      IHクッキングヒーター、食器洗い機、浴室乾燥機、掃除機、洗濯乾燥機 など
      カット 電気式の融雪システムを使用している場合は、積雪の状況に応じてスイッチをこまめに入り切りしましょう。
    長時間の保温をしていませんか?
      カット 炊飯器や電気ポットで保温は避けて、食べる都度、使う都度温めるようにしましょう。
    使っていない電気製品のスイッチを入れっぱなしにしていませんか?
      カット 人のいない部屋のエアコンや照明、見ていないテレビは、こまめに消しましょう。
    * エアコンの頻繁なオンオフは電力の増加になる場合があります。
      カット パソコンは長時間(90分程度以上)使わないときはシャットダウンしましょう。シャットダウンしない場合でも省電力設定を活用しましょう。
    待機時消費電力を減らすようにしていますか?
      カット リモコンの電源だけではなく、本体の主電源で切るようにしましょう。
      カット 長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜くようにしましょう。
    家族がそれぞれの部屋で電気を使っていませんか?
      カット 2部屋以上でそれぞれ照明、エアコン、テレビを使うより、一部屋に集まって過ごすようにすれば節電になります。

    必ず換気をしてください! 洗濯物や布団などは、ストーブの近くに置かないようにしましょう!

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