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参考資料2

業務用冷蔵庫の概要

1.業務用冷蔵庫とは

日本標準商品分類コード(総務庁統計局)では、5631に位置付けられている。
(56:冷凍機、冷凍機対応製品及び装置、5631:冷凍冷蔵庫、冷蔵庫及び冷凍庫)

冷蔵庫とは、生鮮食品や清涼飲料などを保存するもので、原則として庫内温度が0℃以上のもの

冷凍庫とは、冷凍食品やアイスクリームなどを保存し、温度を−15℃以下に保つためのケース

(参考) 家庭用冷蔵庫の同コードは6051で、「民生用電気・電子機械器具」に位置付けられている。

2.用途

主として飲食品の販売業及び加工業で用いられる。その用途と使用目的は別紙1に示すように多岐にわたっている。

3.生産規模と生産形態(別紙2

(社)日本冷凍空調工業会の業界統計によると、1998年の生産実績は約19万台である。

典型的な多品種少量生産で、その多くは注文生産である。生産量の約6割が特別注文製品で、客先の要望に従って個別に設計・製作している。残りの4割については、約400種類の母型とオプションの組合せで対応している。

4.商品形態

上記2項に示した用途と使用目的に合った機器の形態や性能特性が求められる。

外観から見た分類の主な事例を別紙3に示す。

5.有効内容積

100L〜2000L(ウォークイン型では、5000L〜10000L)

(参考) 家庭用冷蔵庫では、800L以下。

6.関連規格

現在、JIS規格はない。

業界規格JRA4032(構造、性能等の基準)では、消費電力量の計測基準は設定されていない。

業務用冷蔵庫については、様々な機種があること及び様々な用途があるために、消費電力量の計測基準の策定がなかなか困難であり、現時点では、消費電力量の計測及び年間消費電力量の算出基準は整備されていない状況である。

別紙4)オプションの選択例

別紙5)ショーケース(陳列棚)について



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