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5.商業施設の設置別の省エネ対策


商業施設に設置されている設備(機器・照明他)別の省エネ対策を紹介します。

1.熱源設備の省エネ対策


1.ボイラー、冷凍機、冷温水発生機等の機器容量の台数分割を行いましょう。
2.ボイラー缶体、蒸気ヘッダー、バルブ類の保温強化を実施しましょう。
3.特定フロンターボ冷凍機の代替フロン化によるCOPの向上と環境対応を推進しましょう。
4.空冷屋外機のショートサーキットのチェックと防止措置を行いましょう。

2.熱搬送(ファン、ポンプ、配管)設備の省エネ対策


1.機器の運転台数制御を行いましょう。
2.VAVシステムを採用しましょう。
3.VWVシステムを採用しましょう。
4.冷水送水温度の大温度差送水を行いましょう。
5.ダクト、配管系の断熱状態のチェックと強化を行いましょう。
6.冷水ポンプにインバータを設置しましょう。必要流量に見合った総冷水流量を把握し、適正周波数に設定しましょう。
7.AHUの冷水系統を3方弁から2方弁に改修し、循環冷水量を低減、搬送動力を削減しましょう。
8.水蓄熱等、蓄熱槽を持つ事業所ではプレート型の熱交換器等を介して冷水系統のセミクローズ化を図り、冷水ポンプの出力の低減を図りましょう。

3.空調、換気設備の省エネ対策


1.外気導入の全熱交換器を採用しましょう。
2.中間期、冬期は外気冷を施するなど室内CO2濃度に準じた外気導入量の適正化を図りましょう。
3.来店者数に応じた取入れ外気量のパターンを設定し、必要最小限の外気を取り入れるよう制御しましょう。
4.COセンサーによる駐車場換気運転を行いましょう。
5.インバータの取り付けによる省エネルギー運転を行いましょう。
6.冷媒配管は、最短距離で、曲げが少なくなる場所にユニットを据付けましょう。
7.室外機の近くに障壁あるいは障害物がある場合は、室外機との間に適正なスペースを確保しましょう。また、日光や他の熱源から直接輻射熱を受けない場所に設置しましょう。
8.室内の吹出口と吸込口をふさがないようにアネモやガラリの適正管理に努めましょう。
9.吹出口に風向調整装置のある空調機では、冷房時には水平に、暖房時には下向きに調整して吹き出すと室内上部下部の温度差が少なくなり、効果的な運転ができます。
10.店の入口に風除室やエアカーテンを設置して、店外の暖(冷)気が直接店内に入ることを防止しましょう。
11.建物の壁・屋根・ガラス窓の断熱施エをしましょう
12.ダクトの清掃及び漏れの点検補修を行いましょう。
13.空調機フィルタの清掃、コイルの洗浄をこまめに行いましょう。
14.フイルタ目詰まり警報(マノメーター)の適性管理を行いましょう。
15.熱交換器は定期的に清掃しましょう。
16.空調機をシーズンオフなどに長期間停止する時は、電源開閉器を「切」にしましょう。

4.照明設備の省エネ対策


1.照明制御システムの採用と、点灯回路の細分化を行い、不要箇所の消灯と、開閉店前後の点灯時間を短縮しましょう。
2.バックヤードの廊下、ロッカー室等は人感センサーによる点滅を検討しましょう。
3.昼光利用を図りましょう。
4.照明器具には反射板や庇を取り付けましょう。
5.照明器具は定期的に清掃しましょう。
6.天井、壁、床等は反射率が高い明るい色あいにしましょう。
7.高効率照明器具(インバータ照明など)を採用しましょう。
8.光の反射や透過が良い高効率照明器具を採用しましょう。
9.蛍光管は定期的に交換しましょう。

5.給排水衛生設備の省エネ対策


1.節水型器具を採用しましょう。
2.汚水、雑排水、湧水、雨水等の排水ポンプの頻繁な運転を防止するよう貯留槽レベルを調整しましょう。
3.中水あるいは井水利用設備を検討しましょう。
4.給水栓のパッキン劣化による漏れを防止しましょう。
5.揚水ポンプの能力を見直し、過大な場合はインバータの付加を検討するとともに更新時に適正出力機に変更し、ピーク電力の低減を図りましょう。
6.中水設備、浄化槽設備(除害設備)等の設計流入量と実流入量に差が大きい場合は、ブロアー等が過大となり、DO値(溶存酸素)が大きく過ばっ気状態になります。間欠運転の検討等、エアーレーション動力の低減を図りましょう。

6.受変電設備他の省エネ対策


1.高効率変圧器へ更新し、全損失の低減を図りましょう。更新順位は年次の古いもの、年間負荷率の低いものから順次更新し、更新効果を高めましょう。
2.バンク毎の負荷の偏りの是正を行いましょう。
3.適正室温を維持するため、電気室の空調、換気類を従来のタイマー制御からサーモ発停に変更し、発停温度を35℃程度に設定しましょう。
4.BEMSの採用、計測・制御機能の再構築による省エネ対策とデータ解析を推進しましょう。

総合スーパーと百貨店の照度と電力消費の比較

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