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ホテルの省エネのポイント

図のようなPDCAサイクルを循環させて省エネを推進しましょう。

管理標準を設定しましょう
管理標準とは、省エネのPDCA(Plan Do Check Action)サイクルを実行するためのマニュアルで、
省エネのポイントを明確(数値化等)に基準化し(P)、改善実施し(D)、計測記録結果により実
効性を確認(C)します。また、その状態を維持するために、定期的な保守点検を実施します。さらに、
より省エネ効果を得るために、定期的に管理標準の見直し(A)をするといったものです。
たとえば、客室の外調機の温度設定を、冬期は暖房モードで20℃・中間期は送風のみ・夏期は冷房
モードで26℃にすることをマニュアル化するといったようなものです。省エネ法では、エネルギー
使用の合理化のための管理標準の設定が義務付けられています。

 

省エネルギー管理はPDCA管理サイクルの推進から

推進組織の確立

◆上記のようなマニュアルによって省エネを進めた事例
ホテル内のすべての場所について照明及び空調設備(パッケージエアコン)をリストアップし、そのスイッチ設 置場所を調べ、誰がいつ操作するのか、どのくらいの時間使用するのか具体的な取り決めを行い、節電効果を上 げたリゾートホテルの事例があります。平成17年から取り組み始め、その結果、省エネに取り組む前の平成16 年度よりも、平成17年度は15%、平成19年度は30%の電力使用量を削減できました。 この例では、実際に管理する従業員主体で検討と変更を加え、理解度と実効性の高い取り決めとし、継続して 実行できるものとしています。

本事例は平成20年度省エネルギー優秀事例全国大会 省エネルギー実施事例として四国地区大会で発表されたものです。詳細は www.eccj.or.jp/succase/08/c/pdf/skk06.pdf を参照下さい。


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