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| (1)暖機運転は適切に | (2)エアコンの賢い使用 | (3)不要な荷物は積まずに走行 | (4)タイヤの適正な空気圧 | (5)空気抵抗の低減 |
暖機運転は適切に
spacer 現在販売されているガソリン車においては、暖機運転は不要です。寒冷地など特別な状況を除き、走りながら暖めるウォームアップ走行で十分です。暖機することにより走行時の燃料消費は少なくなりますが、5分間暖機すると160cc程度の燃料を消費するので、全体の燃料消費量は増加します。エンジンをかけたら直ぐ出発して、時間と燃料を節約しましょう。
暖機運転時間と燃料消費量の悪化状況
ポイント
spacer ・ 暖機することで、走行時の燃費は改善されても、暖機のために使われた燃料分を取り戻すことができません。エンジンをかけた後、アイドリングで待っているより、走行した方が早く暖機され、燃料と時間が節約できます。
・ 極端な低温時や、何日間も駐車しておいた場合は、エンジン内部にオイルを行き渡らせるため、始動後数十秒程待ってから、発進しましょう。
・ 暖機運転しないで走行する際に大切なのは、視界の確保です。霜対策をしましょう。
エアコンの賢い使用
spacer 気象条件に応じて、こまめに温度・風量の調整をしましょう。特に、夏場に設定温度を下げすぎないことがポイントです。外気温25℃の時にエアコンを使用すると、燃料消費は14%程度増加します。
グラフ
図
ポイント
spacer ・ エアコンの使用は、想像以上に燃料消費が増加します。炎天下(外気温35℃)の条件下でエアコンを使用すると、オフの時に比べて38%燃料消費が増加します。
・ エアコンを使用する時は、外気導入より内気循環で、風量調節は最大ではなくオートにすると燃料の節約になります。
・ 春や秋などは、エアコンをオフにして、外気を導入すると燃料の節約になります。
エアコン画像
不要な荷物は積まずに走行
spacer 110kgの不要な荷物を載せて走ると、燃料消費は3.4%程度増加します。車は重くなるほど多くの燃料を消費します。運ぶ必要のない荷物は、降ろして運転しましょう。
グラフ
ポイント
spacer ・ 実際の走行では、増加した荷物の重量分に加え、車が重たくなることによって、アクセルを踏み込みがちになることも、燃料消費量増加に影響しています。不要な荷物を積まないようにしましょう。
・ ゴルフバック1個の重さは約10kgです。積みっぱなしの荷物がないようにしましょう。
・ ガソリン30リットルは、22kgの重さになります。遠出をしないのなら、満タンにしないのも省エネです。
タイヤの適正な空気圧
spacer タイヤの空気圧が適正値より50kPa不足した場合、燃料消費は市街地で2.5%程度、郊外で4.3%程度増加します。また安全のためにも、定期的な点検の習慣をつけましょう。
グラフ
ポイント
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・ タイヤの空気は、徐々に抜けていくので、時々チェックが必要です。安全性にも影響するので、高速走行前には空気圧をチェックしましょう。
・ 走行直後はタイヤが発熱し、空気圧も変化しているので、チェックはタイヤが冷えた状態で行いましょう。
・ タイヤの空気圧はガソリンスタンドで頼むと測定してくれます。

空気抵抗の低減
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高速で走行するほど、空気抵抗の影響は大きくなります。使わないルーフキャリアは外す、高速走行では窓を閉めるなどの対策をしましょう。空気抵抗が10%増加した場合、燃料消費は市街地では1%程度、郊外では3%程度増加します。

グラフ
ポイント
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・ タイヤの空気は、徐々に抜けていくので、時々チェックが必要です。安全性にも影響するので、高速走行前には空気圧をチェックしましょう。
・ 走行直後はタイヤが発熱し、空気圧も変化しているので、チェックはタイヤが冷えた状態で行いましょう。
・ タイヤの空気圧はガソリンスタンドで頼むと測定してくれます。

空気抵抗の増加率
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