ECCJ Home | 交通の省エネルギー | 目次 | 前頁 | 次頁
LET'S スマートドライブ
LET'S スマートドライブ
spacer
地球温暖化とエコドライブ
エコドライブとは
エコドライブの運転操作
発進時の運転操作ふんわりアクセルeスタート
巡航時の運転操作加減速の少ない運転
減速時の運転操作派早めのアクセルオフ
停止時の運転操作アイドリングストップ
運転操作時のエコドライブ
エコドライブ実践のために
停止時の運転操作 アイドリングストップ
spacer アイドリングとは怠けているという意味です。車が止まっているときに、エンジンを止めてガソリンを節約することがアイドリングストップです。無駄な燃料を削減しましょう。
10分間のアイドリング(ニュートラルレンジ、エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費します。エンジンを始動する時に必要な燃料は、アイドリング5秒分に相当します。車を5秒以上停止する場合は、エンジンを止めると省エネになります。
操作方法
操作方法
spacer ・ シフトレバーがドライブレンジでは、エンジンを始動させることはできません。停止したら、まずニュートラルにし、エンジンオフ(キーをACC位置)にすることが大切です。
・ 交差方向の信号や、歩行者信号などを参考にすると、エンジン再始動のタイミングをつかみ易くなります。
・ 坂道でアイドリングストップをする場合は、サイドブレーキを活用しましょう。
・ キー位置がACCではウインカー、エアバックが作動しません。必要な時はキーをON位置にしてください。
グラフ
効果
spacer 通常の運転では、1km走行する間に98.9ccの燃料を消費します。そのうち、停止時のアイドリングなどで15.2ccの燃料を消費します。エコドライブをすると、停止時の燃料消費は4.9ccに減らすことができます。
燃料消費全体の10.5%を、アイドリングストップで削減しています。
グラフ
【駐停車時以外の交差点等でのアイドリングストップの注意事項】
・エアバッグ等の安全装置が機能しないので先頭車両付近ではアイドリングストップをしない。
・坂道ではアイドリングストップをしない。
・アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキが効きにくくなります。
・慣れないと誤操作や発進が遅れることがあります。
・バッテリー上がりによりエンジンが再始動しない場合があります。
・頻繁に行なうと部品寿命(スターター、バッテリー等)が低下します。
・方向指示器、ワイパーが作動しない場合があります。
・電子機器の始動に数秒かかります。
なるほどエコドライブ巡航
都市部での走行では、信号待ちなどで車が停止している時間は、思いのほか長いものです。車が流れていると思っていても、1時間運転するうちで、20分程度は、車が停止しています。その間、0.5リットルくらいの燃料(ドライブレンジ、エアコンオンの場合)が、アイドリングで消費されています。
車の乗り降りでは、例えば小さなお子さんや高齢者の方などの場合は、1分、2分がすぐに経ってしまいます。このような場合にエンジンをオフにすることを習慣づけることから始めると良いでしょう。
バッテリーへの負荷はそれほど大きくありません。ヘッドライト点灯状態で1分間アイドリングストップした後でも、2分間走行すれば、使用した分の電気量は充電されます。
通常の運転で、適切な判断でアイドリングストップをしていれば、エンジン再始動の機会は、それほど多くならないので、スターターの耐久性を心配する必要はありません。
戻る 次へ

ECCJ Home | 交通の省エネルギー | 目次 | 前頁 | 次頁

Copyright(C) ECCJ 1996-2010