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平成16年度 第15回 省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞
(13件)

アンモニア高効率ヒートポンプチラー「珊瑚 (サンゴ)
TCN−1060EH

株式会社東洋製作所
技術本部 研究開発部 研究開発課

神奈川県大和市下鶴間1634
TEL 046-272-3035
中部電力株式会社
エネルギー応用研究所 空調・熱供給チーム

愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20−1
TEL 052-621-6101
東京電力株式会社
技術開発研究所 商品開発第1グループ

神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4−1
TEL 045-613-3508
関西電力株式会社
研究開発室 エネルギー利用研究所 商品開発研究室

兵庫県尼崎市若王子3−11−20
TEL 06-6494-9711


自然冷媒[アンモニア]高効率ヒートポンプチラー珊瑚 省エネルギーとCO2排出量削減に貢献! 自然冷媒[アンモニア]高効率ヒートポンプチラー珊瑚
環境保全+業界最高レベルユニットCOP5.1/4.9達成!!
当社=東洋製作所
省エネルギー性
業界最高レベルユニット
COP5.1/4.9(50/60Hz冷房時)を達成!
理論COPの高いアンモニア冷媒や高効率圧縮機、蒸発式凝縮器(エバコン)を採用した[珊瑚]は、フロン系冷媒を採用している当社従来機に比べ高効率化を実現。業界最高レベルの冷却ユニットCOP値を達成しました。これにより、ランニングコストを約45%削減、優れたコストパフォーマンスを実現します。
(東京電力 業務用料金にて算出)
エネルギー消費量の比較 年間ランニングコストの比較


環境保全性
自然冷媒アンモニアを採用し、地球環境の保護に大きく貢献!
自然冷媒[アンモニア(R717)]は、地球温暖化係数、オゾン層破壊係数ともにゼロの地球環境にやさしい冷媒です。従来のフロン系冷媒は、地球温暖化係数、オゾン層破壊係数が大きいため、2004年12月現在、生産規制や排出規制が設定されています。
冷媒の比較
冷媒の種類 地球温暖化係数 オゾン破壊係数 規制スケジュール
フロン系
冷媒
HCFC冷媒 R22 1500 0.055 2020年全廃
HFC冷媒 R134a 1300 0 温室効果ガス
として認定
R407C 1530 0
自然冷媒 アンモニアR717 0 0 規制なし

年間CO2排出量をフロン系比30%、ガス吸収機比50%削減
京都議定書による日本におけるCO2排出削減目標達成に向けて、[珊瑚]は年間CO2排出量をフロン系比30%、ガス吸収冷凍機比50%削減可能。地球環境保全の主要テーマである温暖化防止対策に大きく貢献します。 年間CO2の排出量の比較


省資源性
除害設備の内蔵により設置スペースを50%に大削減
自然冷媒[アンモニア(R717)]は、法定冷凍トン5トン以上では除害設備の設置が義務づけられています。[珊瑚]は除害設備をユニット内蔵型にすることにより、設置スペースが50%減と大幅な省スペース化を実現しています(当社従来比)。 除害設備の内蔵により設置スペースを50%に大削減


安全性
先進的技術により、アンモニア冷媒漏洩時の安全対策も万全
[珊瑚]は万が一の漏洩時に備えてアンモニア除害設備をユニットに内蔵。密閉ダンパ※1や高性能除害設備※2、アンモニアセンサーなど、万全の安全対策により、万が一冷媒が漏洩しても、周囲に臭いが漏れることなく、また除害水も自動浄化します。

※1 アンモニアガスをユニット内に密閉するために、空気吸込み口などに設けられるシャッター。
※2 アンモニアガスをそのまま外に漏らさないよう、水などで吸収・希釈する装置。
先進的技術により、アンモニア冷媒漏洩時の安全対策も万全

 
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