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〔省エネルギーセンター会長賞〕(14件)(その3)
平成11年度(第10回)
空冷、2管式冷暖同時シティマルチR2
「ビル用マルチエアコン シティマルチ 新冷媒シリーズ」
三菱電機株式会社 冷熱システム製作所 営業部
(和歌山県和歌山市手平6-5-66 TEL:073-436-9807)

2管式冷媒回路で冷暖同時運転を実現したシティマルチR2に地球環境保全を考慮した新冷媒シリーズが登場。省エネ性と省資源・省梱包を実現し、CO2削減にも貢献する環境適応型商品です。
 熱回収運転による省エネ効果が高く、エネ革税制の適用機種です。
オゾン破壊係数ゼロのHFC系
混合冷媒「R407C」を使用

新冷媒を採用しながらも、冷房時の消費電力を
約10%低減
エネルギー効率(COP)が現行冷媒R22より低いR407Cを使用しているにもかかわらず、室外熱交換器の風速分布改善と冷媒配管の圧力損失低減などにより冷房定格消費電力で約10%の省エネを実現。
当社独自のCS回路搭載によりサイクル内の冷媒組成変化に適合した冷媒制御を行います。
運転中に負荷変動が発生しても常に安定した冷暖房能力を発揮し、省エネルギー運転を行います。
■R22とR407Cの特性比較
組 成 オゾン破壊係数*1 冷凍能力*2 COP*2
R22 単一冷媒(100wt%) 0.05 100% 100%
R407C 非共沸混合冷媒(HFC32:125:134a=23:25:52wt%) 0 98% 95%
※1:CFC11を1とした場合の値 ※2:R22を100%とした場合の理論値

■冷房定格時消費電力比較(8馬力機種)

●全熱回収運転


●熱回収運転時のCOP値


●年間電気代比較


熱回収運転により、年間消費電力30%、
年間電気代19%低減
冷媒系統内の廃熱回収システムにより、冷房運転と暖房運転を同時に行うほど、高い省エネルギー性を発揮します。
■熱回収利用効果
比較機種:
R2シリーズ(冷暖同時運転機種)
10馬力1台(PURY-P280M-B)
Yシリーズ(冷暖同時運転でない機種)
5馬力2台(PUHY-J140M-A×2台)

4〜10月:冷房運転
1日10時間  月25日
11〜3月:冷房・暖房混在運転
1日10時間  月25日
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