[前頁] [次頁] [省エネ大賞]
〔資源エネルギー庁長官賞〕(5件)(その5)
平成10年度(第9回)
ガスコンロ『水なしグリル搭載ガステーブルこんろPA-DR37F/10-995』
大阪ガス株式会社 営業計画部 都市リビングチーム
(大阪市中央区平野町4-1-2 06-6205-4638)
パロマ工業株式会社
(株)パロマ お客様相談室 
(名古屋市瑞穂区桃園町6-23 052-824-5145)
(株)パロマ 販売部 
(名古屋市瑞穂区桃園町6-23 052-824-5121)

大阪ガス株式会社共同開発
従来グリル

熱源であるグリルバーナなどが上部から直接加熱し焼き上げます。このためグリル受皿が高温になり、落ちた魚の油がこびりついたり発火する恐れがあります。
したがって使用する際にはグリル受皿には水を入れて発火・火災を防がなければならず、手間がかかり、構造的にも排気口をグリル内の上部に設置していました。

こんがり亭(水なしグリル)

グリルバーナーを横向きに配置し、さらに排気口も焼網より下方に設置。従来、上部の排気口より排出していた熱を庫内で対流させ、魚の加熱に利用します。
この構造(加熱方式)だと焼網より下方では、熱の影響が少なく、受皿の温度は約150℃にしか上がりませんので落ちた油への発火も起こらず安全性は大幅に向上しました。
このように対流熱を利用した構造(加熱方式)により、一回の魚焼きに要するガス消費量も従来の0.540kWから0.275kWへと、約1/2の省エネに成功。
またグリル受皿に入れる水、年間約125リットル、グリル洗浄に使う水、年間約5,200リットルが節約でき、水の省資源化にも貢献できます。

その他 水なしグリルのメリット
●魚が、ベタつかずカリッとこんがり焼きあがる。●グリルが軽くなり、より使いやすい。
●お手入れは、フッ素仕上げのグリル受け皿を拭くだけ。●グリル火災防止にも役立つ。
[前頁] [次頁]

Copyright(C) ECCJ 1996-1999 [省エネ大賞]