(参考 4)
消費電力に占める待機時消費電力の実態

1994年及び1996年における総消費電力量と待機時消費電力量に関する調査結果は次のとおり。(業界調査)
(単位:Wh/年)
 1994年度1996年度
@待機時消費電力量150.1112.7
A動作時消費電力量27.518.5
B総消費電力量(@+A)177.6131.2
待機時消費電力量構成比84.5(%)85.9(%)

「総消費電力量」に対する「待機時消費電力量」の割合は1994年度調査から84.5%となっている。また、1996年度調査から85.9%となっており、共通して待機時消費電力量の割合が大きい。

動作時及び待機時ともに省電力化が進んでいるが、動作時消費電力量の削減の方が相対的に進んだことから、待機時消費電力量の比率はわずかながらではあるものの高まっている。

ビデオテープレコーダーに関する現行判断基準にエネルギー消費効率として用いられている待機時消費電力を、今回の判断基準においてもエネルギー消費効率として用いることが妥当と考えられる。

Source:MITI / Copyright(C) 1996-1999 ECCJ [戻る]