(参考 2)
[技術開発による効率改善分]

1.考えられる新技術の導入
(1)高周波点灯専用ランプの導入
カテゴリー区分対象ランプ備考
110Wラピッドコンパクト形 FHP10592lm/W
40Wラピッドコンパクト形 FHT42 FHP4575lm/W
環形環形 FHD40 FHD70 FHD100
   FHC20 FHC27 FHC34
88lm/W
* 数値は改正測定法による推定値。
(2)点灯装置
電子式安定器(インバータ)への転換を図るために、コスト低減のためのインバータ回路及び電子部品の改良、生産技術の改善等が進むことが期待される。目標値を達成すべくこのインバータ化の促進により、消費効率の改善が図られる見込み。
(3)照明コントロールシステムの拡大
省エネルギーのみならず利便性や照明環境の快適化の目的で、各種の照明制御システムが開発され拡大していく。制御の方式としては、1]タイムスケジュール制御、2]昼光センサー制御、3]人感センサー制御、4]リモコン制御等がある。
これらは、個々の器具単体の消費効率(lm/W)を高めるものではなく、システムとして有効に機能して、照明設備全体の省エネルギーを図るものである。

2.エネルギー消費効率の改善分の試算
 2005年推定出荷構成比2005年の消費効率効率
改善分
1]110形
ラピッド
トップランナーインバータ器具 95%
FHP105器具          5%
78.3×0.95
92.0×0.05 79.0lm/W
0.7lm/W
3]40形
ラピッド
トップランナーインバータ器具 90%
FPL36、55器具         5%
FHT42、FHP45器具       5%
70.4×0.90
71.8×0.05 70.7lm/W
75.0×0.05
0.3lm/W
7]環形
  72超
トップランナーインバータ器具 90%
FHD、FHC器具         10%
80.4×0.90
88.0×0.10 81.2lm/W
0.8lm/W
8]環形
  62超
トップランナーインバータ器具 90%
FHD、FHC器具         10%
81.3×0.90
88.0×0.10 82.0lm/W
0.7lm/W

  (注)効率改善分とは、トップランナー値に対する改善分を示す。

Source:MITI / Copyright(C) 1996-1999 ECCJ [戻る]