1. 試験全般
2. 旧制度の移行措置
3. 受験申請手続き
4. 合格課目試験免除制度
5. 受験手数料
6. 受験申込方法 (願書)
7. 受験申込方法 (ネット)
8. 受験申込後
9. 試験結果
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- Q1-1.
- エネルギー管理士とは。
- A1-1.
- 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(以下「省エネ法」という。)に基づく国家資格で、エネルギー管理士試験に合格、又はエネルギー管理研修を修了し、エネルギー管理士免状の交付を受けた方のことをいいます。
省エネ法では、一定量以上のエネルギー使用工場又は事業場は、エネルギー管理指定工場等(一種・二種)に指定され、そのうちの第一種エネルギー管理指定工場(事務所、オフィスビル等を除く製造業等の5業種)はエネルギーの使用量に応じて、エネルギー管理士免状の交付を受けている方のうちから、1人から最大4人のエネルギー管理者を選任しなければならないことになっています。
- Q1-2.
- 資格には有効期限や書き換えはありますか。
- A1-2.
- 新たにエネルギー管理士試験制度の変更が無い限り、現行制度においては、有効期限や書き換えなどはありません。
- Q1-3.
- エネルギー管理士の資格取得にはどのような方法がありますか。
- A1-3.
- 2種類の取得方法があります。
(1) 国家試験に合格する
(2)エネルギー管理研修の修了試験に合格する
- Q1-4.
- 「エネルギー管理士国家試験」と「エネルギー管理研修」の違いは何ですか。
- A1-4.
- 対象者と試験方法に違いがあります。
国家試験は、どなたでも受験できますが、研修は、受講に当たってエネルギーの使用の合理化に関する実務が3年以上あることが必要です。
また、国家試験はマークシート方式ですが、研修はオンライン方式での講義の受講と効果確認をクリアした後、1日間の修了試験(マークシート方式)に合格することが必要です。詳しくは、それぞれの手引等でご確認ください。
- Q1-5.
- 試験課目について教えてください。
- A1-5.
- 全部で4課目あり、課目 I エネルギー総合管理及び法規は必須課目で、課目II〜IVは選択専門区分で、熱分野又は電気分野のいずれかを選択することになっています。詳細の課目名についてはそれぞれの手引等をご確認ください。
- Q1-6.
- 国家試験で免除されている合格課目はエネルギー管理研修にも適用されますか。
- A1-6.
- 適用はありません。国家試験と研修は異なる制度のため、それぞれの制度でのみ有効です。
- Q1-7.
- 試験の選択専門区分には、熱分野と電気分野がありますが、どちらを選べばよいですか。
- A1-7.
- どちらの分野で取得しても得られる資格は全く同じものですので、ご自身でご判断ください。
- Q1-8.
- 昨年熱分野を選択受験(受講)し合格(修了)しました。電気分野も受験(受講)が必要でしょうか。
- A1-8.
- A1-7にある通り、エネルギー管理士資格は1種類ですので、両分野の資格取得は不要です。
- Q1-9.
- エネルギー管理士等の英語による表記を教えてください。
- A1-9.
- 英語による表記は以下の通りです。
エネルギー管理士 |
Qualified Person for Energy Management |
エネルギー管理者 |
Energy Manager for Type 1 Designated Energy Management Factory |
エネルギー管理
統括者 |
Energy Management Control Officer |
エネルギー管理
企画推進者 |
Energy Management Planning Promoter |
エネルギー管理員 |
Energy Manager for Type 2 Designated Energy Management Factory |
- Q1-10.
- 次年度の予定は、いつ頃分かりますか。
- A1-10.
- 政府官報での公示日からの案内となります。
例年、国家試験は4月中旬頃、研修は9月初旬頃の予定です。
- Q1-11.
- 試験や研修の難易度はどのくらいですか。
- A1-11.
- 個人により差がありますので、一度過去問題等をご確認ください。
- Q1-12.
- エネルギー管理士制度などについての資料が欲しいのですが。
- A1-12.
- 試験、研修の手引き以外の用意はありません。手引きの取寄せ方法などはQ3-1. をご覧ください。
- Q1-13.
- エネルギー管理者などの選任届(解任届)について聞きたいのですが。
- A1-13.
- 提出先である最寄りの経済産業局におたずねください。
- Q1-14.
- 過去に試験、研修などの資格を取得しましたが、合格証、修了証などを紛失してしまいました。再交付をして欲しいのですが。
- A1-14.
- 本人確認などが必要なため、資格取得者本人より試験部宛(03-5439-4970)に電話連絡をしてください。また、エネルギー管理士免状については、合格年により異なります。令和元年以降に合格された方は当センター試験部宛(03-5439-4970)に、令和元年以前に合格された方は、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課(03-3501-9726)までお問合せください。
- Q1-15.
- 他の資格(ボイラー・タービン主任技術者、電気主任技術者など)を取得していることで、エネルギー管理士の資格取得にあたって、一部試験課目免除などの優遇措置はありますか。
- A1−15.
- ありません。ただし研修においては、電気分野を選択する方のうち第一種電気主任技術者免状又は第二種電気主任技術者免状の交付を受けている方に限り、特定の講義を受講しなくても、修了試験を受けることができます。
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