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平成14年度 第13回 省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞(7件)

電動コミューター「パッソル」
SY01J

ヤマハ発動機株式会社
 静岡県磐田市新貝2500 TEL 0538-32-1115
 お客様相談室 TEL 0120-090-819

走行時 排出ガスゼロ

世界最高水準のリチウムイオンバッテリーと超薄型電動パワーユニットを軽量アルミフレームに搭載したコミューターの新製品「Passol」。クリーンな電気エネルギーの使用で、排出ガスゼロ、従来型原付スクーターの概念を超えるスリムさ、軽快さ、フィット性、静粛で滑らかな感覚の走りが楽しめます。電源には軽量、高出力な脱着式リチウムイオンバッテリーを採用し、1充電当たり航続距離32km(30km/h定地)を確保し、家庭用AC100Vからの充電が可能で1充電約12円の経済性。またアルミ材を多く使い重量は僅か44kg、全長は153cmの小型設計が特徴です。

フィーチャーマップ   
 
走行時だけでなく、ライフサイクル全体でも環境影響低減を実現しています。
●評価項目
評価項目
環境負荷物質
地球環境
地球温暖化
CO2
地域環境
大気汚染
NOx、SOx
●評価対象
機種名
車両重量
航続距離・燃費※2
Passol
44kg
32km/充電
従来車※1
70kg
63km/L
※1:2サイクル50ccスクーター ※2:30km/h定地
インベントリー分析結果   
 
アルミの多用(軽量化)や、リチウムイオンバッテリーの搭載等により材料や製品製造時における環境負荷物質の排出量が従来車より若干多くなります。しかし走行時の環境負荷が非常に小さいため、ライフサイクル全体ではCO2で59%、NOxで89%も低減できています。
環境影響評価   
 
☆生涯走行距離は、2万kmで設定(タイヤとバッテリーは共に1回の交換を想定)
☆製造やPassolの走行等で購入電力を使用する場合、自らが環境負荷物質を排出するものではありませんが、他の燃料と同様に使用時に排出すると置き換えて計算しています。(使用数値は旧環境庁発行のエコアクション21による)

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