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平成18年1月18日
 
背景説明
1. 我が国の最終エネルギー消費は、ほぼ横ばいとなっています。しかしながら、今後予測される景気回復基調により、また、豊かさを求めるライフサイクルの進展にともない、エネルギー消費の増加傾向が予想されます。一方、原油価格の高騰により、脱石油エネルギー、それを達成するための省エネルギー普及促進が喫緊の課題です。
   
2. 省エネルギーは我が国の重要な施策の一つであり、省エネルギー技術開発に関しては、2002年6月に省エネルギー技術戦略がまとめられました。これによると、技術による効果的貢献の方策の一つとして、技術ニーズに立脚した既存省エネ技術を部門・分野を越えて積極的に波及させるスピルオーバーの促進が重要と位置づけられています。
   
3. スピルオーバー(Spill-Over)とは、水があふれ出る状態を表し、これから、業種横断的、基盤的な技術が他の分野・部門へと波及し、そこでの技術開発・改良により、より優れた省エネルギー技術になること、さらにこの技術が他分野・部門に波及し、循環的に技術が成熟することを意味します。
優秀な省エネルギー技術を他分野・部門に適用拡大することにより、開発費の重複した投資がなく、開発期間が短縮され、即効的であるという利点があります。省エネルギー効果の高い開発技術や省エネルギー事例は、多くの優れた要素技術や省エネルギー手法を包含しており、これをスピルオーバーすることにより省エネルギー促進に即効的な貢献が期待できます。
   
4. (財)省エネルギーセンターでは、優れた省エネルギー実践事例、優秀省エネルギー機器の紹介を内容とする講演会等を開催して、他部門・多業種に省エネ効果の高い技術の普及促進を図る機会を設けています。
   
5. 「第4回省エネルギー技術コンファレンス」では、民生部門業務分野の省エネルギーを促進するため、業務用ビルの省エネルギーに関する講演ならびに座談会を行い、今後の省エネルギー技術開発の方向性などについての意見交換を行います。
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