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背景説明

 自動車のエネルギー消費量は、運輸部門のエネルギー消費の約9割を占め、その削減が非常に大きな課題となっています。その中でアイドリングストップの実施は、自動車の本来の目的である移動という仕事以外で消費される無駄なエネルギーを削減するものであり、大きな省エネ効果が期待されるものです。
 駐停車時のアイドリングストップについては多くの自治体で条例化されているなど、定着しつつありますが、信号待ちなどの短時間の場合は一部の路線バスなどで実績を上げていますが、乗用車では余り実施されていないのが現状です。
 当センターでは2002年夏には「アイドリングストップ日本縦断キャラバン」を行い、半自動のアイドリングストップ車3台にて一般道路3,700kmを信号待ちアイドリングストップをしながら走破し、全行程の平均燃料消費削減率 5.8%、信号待ちの多い都市部走行区間では13.4% という好結果を得ました。全自動式アイドリングストップ車では半自動式よりアイドリングストップの実施率が向上することから平均10%程度の省エネが図られると推計され、全ての乗用車に採用された場合に、国内の省エネ量は年間約500万Klという大変大きなものになります。 この量は東京ドーム約4杯分に相当し、CO2排出量に換算すると、約1,300万トンの削減に相当します。
 また、2003年度には、「交差点でのアイドリングストップ体験実験」、「アイドリングストップ講習会・試乗会」、「レンタカーによるアイドリングストップ体験」の各事業を実施しました。
 「交差点でのアイドリングストップ体験実験」では、東京銀座と大阪心斎橋筋交差点において、信号待ち時のアイドリングストップの呼びかけを行ったところ、特に交差点に近い歩道側の車列では38%ものドライバーの協力を得られました。 「アイドリングストップ講習会・試乗会」では、全国18会場で実施、延べ924名もの方々が参加され、アイドリングストップ車による省エネ効果を体感していただきました。また、 「レンタカーによるアイドリングストップ体験」では、約3000名の利用があり、ここでのアイドリングストップ比率は12%に達するなど、その操作性や機能、省エネ効果を実際の車道で実感していただきました。
 本年度も、信号待ちアイドリングストップの効果やアイドリングストップ車に対する認識の更なる浸透を図るために、一連のアイドリングストップ普及推進事業を展開します。

(各体験事業結果はHP http://www.eccj.or.jp/ 交通の省エネルギー で公開中)


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