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平成12年8月2日
「家庭における待機時消費電力調査」の結果まとまる
 

1. (財)省エネルギーセンターは、家庭において、家電機器を使用していない時でも消費される電力(待機時消費電力)の実態調査を行うとともに、削減の可能性などの検討を行い、結果を報告書にまとめました。
この事業は通商産業省の委託事業として実施されました。
 
2. 調査は首都圏対象の実測調査と、全国対象のアンケート調査の2通りで行いました。調査結果の主な内容は以下のとおりです。
 
3. 家庭における待機時消費電力の現状
(1) 家庭における待機時消費電力量は平均で398kWh/年・世帯(電気料金では約9,800円/世帯・年)であり、家庭の全消費電力量(4,227kWh/年・世帯)の9.4%に相当します。これは家庭の全消費電力のうち、テレビの消費電力量割合9.4%(「平成11年度電力需給の概要」、平成10年度推定実績)と同じ割合となります。
(2) 待機時消費電力量の最も大きい機器はビデオデッキで96.6kWh/年・世帯(家庭の待機時消費電力量の24.2%)でした。以下、ガス給湯器が49.4kwh/年・世帯(同12.4%)、オーディオコンポが49.2kWh(同12.4%)と続いています。
 
4. 待機時消費電力の削減の可能性
(1) 使用方法の改善による待機時消費電力量の削減の可能性
待機時消費電力量は使用方法を変えることによって削減が可能です。
[1] 使用時のみ電源スイッチをオンにし、非使用時は電源スイッチをオフすると、待機時消費電力量は301kWh/年・世帯となり、現状の待機時消費電力量の約24%を削減できます。
[2] 非使用時に機器のプラグをコンセントから抜いても機能的に問題がないテレビや洗濯機などの機器は、非使用時にプラグを抜くと、待機時消費電力量は231kWh/年・世帯となり、現状の待機時消費電力量の約42%を削減することができます。
(2) 機器の置き換わりによる待機時消費電力量の削減の可能性
近年販売されている電気製品は、待機時消費電力が削減された機器が多く存在します。現在使用されている機器が最近の機器に置き換わったと仮定した場合、待機時消費電力量は228kWh/年・世帯となり、現状の待機時消費電力量の約43%を削減することができます。


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