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建築材料の断熱性に係わる性能値の公表について

(平成11年4月8日 通商産業省)
 
エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和54年法律第49号)第16条の規定に基づき、建築材料の断熱性に係わる品質の向上を促進するために、とりまとめた建築材料の断熱性に係わる標準的な性能値について公表する。
なお、この性能値表については、今後、必要に応じ項目の追求及び数値の見直しを行うものとし、昭和55年2月29日付け通商産業省で公表した「建築材料の断熱性に係わる性能値の公表について」は廃止するものとする。
 
1.性能値の種類等
(1)均質と見なさる材料については、熱伝導率表示とする。空気層が組み合わされた材料及び表面の形状が複雑な材料については、熱貫流率表示とする。
(2)熱伝導率は、常温(繊維系断熱材は25℃程度、発泡プラスチック系断熱材は20℃程度)及び気乾(50〜60%程度)の条件での値である。熱貫流率は、両表面の熱伝達抵抗の和が0.16m2K/W及び平均温度10℃(室温は20℃、外気温は0℃)の条件の値である。
(3)標準値(標準的な性能値)とは、公的試験機関における測定データ等をもとに算出した平均値を示す。なお、当該数値は建築物等の断熱設計に用いられるいわゆる設計値ではない。
2.建築材料の断熱性に係わる性能値表

(1)熱伝導率
分類 材料名 種類 密度
(kg/m3)
標準値
(W/mK)
無機繊維系断熱材 住宅用グラスウール断熱材 10K
16K
24K
32K
10
16
24
32
0.048
0.040
0.036
0.035
高性能グラスウール断熱材 16K
24K
16
24
0.036
0.034
吹込み用グラスウール断熱材 GW-1 13K
GW-2 15K
30K
35K
13
18
30
35
0.050
0.049
0.038
0.038
住宅用ロックウール断熱材 マット
フェルト
ボード
20〜50
20〜70
40〜100
0.036
0.036
0.034
木質繊維系断熱材 セルローズファイバー断熱材 乾式吹込み用(天井) 25〜30 0.038
繊維板 タタミボード
A級インシュレーションボード
シージングボード
270未満
350未満
400未満
0.045
0.049
0.052
発泡プラスチック系断熱材 ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 特号
1号
2号
3号
4号
27以上
30以上
25以上
20以上
15以上
0.032
0.0325
0.033
0.035
0.036
押出法ポリスチレンフォーム保温板 1種
2種
3種
20以上
20以上
20以上
0.033
0.029
0.025
硬質ウレタンフォーム保温板 1種1号
1種2号
1種3号
2種1号
2種2号
2種3号
45以上
35以上
25以上
45以上
35以上
25以上
0.022
0.021
0.021
0.022
0.021
0.021
吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材   25以上 0.020
ポリエチレンフォーム保温板 A種
B種
20〜30
10〜40
0.038
0.040
フェノールフォーム保温板 1種1号
1種2号
2種1号
2種2号
45以上
30以上
50以上
40以上
0.025
0.024
0.031
0.030

(2)熱貫流率
分類 材料名 種類 標準値
(W/m2K)
複層ガラス






(参考:板ガラス)
透明等複層ガラス 複層A 6
複層A12
3.4
2.9
高断熱複層ガラス(低放射) 複層A 6
複層A12
2.6
1.8
遮熱複層ガラス(金属膜コート) 複層A 6
複層A12
2.6
1.7
  (単板) (0.6)
複層ガラス
サッシ
(住宅用引違い窓(一重))
アルミ 単板
複層A 6
複層A12
枠熱遮断複層A 6
枠熱遮断複層A12
6.8
4.5
4.2
3.7
3.4
アルミ・プラスチック複合 複層A12
複層A12低放射
3.6
2.8
プラスチック 複層A12
複層A12低放射
3.0
2.3
複層ガラス
(住宅用開き;+FIX窓)
アルミ・木複合 複層A12
複層A12低放射
3.0
2.2
複層A12
複層A12低放射
2.6
2.0
プラスチック 複層A12
複層A12低放射
2.6
2.0
複層ガラス
(住宅用引違い窓(二重))
アルミ・アルミ 単板+単板
枠熱遮断単板+単板
枠熱遮断単板+複層A 6
枠熱遮断単板+複層A12
枠熱遮断単板+複層A12低放射
3.5
3.2
2.8
2.6
2.3
アルミ・プラスチック 単板+単板
単板+複層A12
2.8
2.2
(注1)透明等複層ガラスとは、透明、型板、網入、熱線吸収、熱線反射の複層ガラスを示す。
(注2)A は複層ガラスの空気層の幅を示し単位はmm


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