
1.空調エネルギー
空調のエネルギー計算はHASP/ACLD 、BECS に準じた理論計算
HASP : Heating, Air-conditioning and Sanitary engineering Program
BECS : Building Energy Consumption Simulator
2.空調以外のエネルギー消費
空調以外のエネルギー消費の計算は第二種管理指定工場以上の事業所の実測調査から得た実態値や回帰式による

 

1.平均的な値の基本データは入力済
(ビルデータがある場合に書き換え可能)
様々なデータサンプルを選りすぐり、標準データ値として大半のデータが入力されています。ビルのデータでわからない部分があったとしても、標準値に基づく計算結果が表示されます。
2.多彩なポップアップウインドウ
入力時はポップアップウインドウが開き、手入力を極力少なくするようサポート。プルダウンメニューから選ぶだけで簡単に入力が完了します。


●管理ツールの操作の流れ

操作ガイドを備えた簡便な入力
管理ツールは、画面の操作ガイドに従って順次、データを入力していきます。
使用目的に沿った的確な情報表示
管理ツールは、各データの入力毎に順次、負荷計算を実行し、エネルギー消費量を年間・月別・エネルギー種類別・消費先別に算定し、見やすい形で表示します。
多彩な比較評価機能
管理ツールは、さらにビルのエネルギー消費実績値を入力することで、年間・月別・エネルギー種類別・消費先別に上記で算定した値との比較表示を行います。



各用途に部門ゾーンを予め定義し、建物情報入力を簡素化しました。
ユーザーが定義したゾーンも追加可能です。

 



各部門に対し、冷暖房の期間設定、温湿度設定、タイムスケジュールが可能です。


●画期的な平面情報入力 (XYメッシュ寸法自由設定)
メッシュ上でゾーンの色指定で塗り絵すると多数の室の面積や壁面積などを自動計算します。また、上下階や左右室の空調状況を自動で判断して空調負荷計算を実施します。

◆面倒な建物入力が簡単にできます。
◆建物の顔が計算書の中で見えます。
◆平面情報が残るので類似建物のテンプレートとして再利用可能です。

メッシュ入力したゾーンの部門面積や室の壁構造ならびに隣室の空調状況が自動展開されます。
室・ゾーン別に個別冷暖房室温設定や時間設定などができます。


すべての入力項目には説明コメントがついています。

空調ゾーン入力
●平面入力した室が自動的にリストアップされますので各室を選択し、グループにゾーン設定します。

空調機器入力
●機器能力入力が空欄の場合、その方式で必要な能力が自動計算されます。
(実機と比較、機器の能力評価可能)
●期間運転モード設定
●外気制御設定などを行ないます。

熱源機器入力
●各種熱源機器が自動的にリストアップされます。

照明・コンセント入力
●各室・各部門の負荷原単位(W/m2)から求める方法と、室毎の器具入力による詳細設定などがあります。
その他給湯などの入力(病院の例)

●空調以外のエネルギー計算項目


EDITの活用ポイントは
1) 接続が視覚確認できます。
2) ゾーン,機器,ポンプ,熱源の系統構築が簡単に。
3) 入力ミスがなくなります。
3) ESUM入力を分業できます。
EDITの概要
(1)ESUM設定データの視覚化
ESUMで空調ゾーン〜空調機器〜二次ポンプ〜熱源機器の設定が終了している段階で、EDITで物件データを読み込むと下図のようにその接続状況が視覚的に確認できます。EDITで接続の間違いを見つけて修正したい場合や、接続の変更を行いたい場合、簡単に修正変更ができます。 |