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平成19年度 第18回 省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞(12件)
 
超高断熱省エネルギー住宅
セキスイハイム「シェダン」
Super-High Heat Insulation Energy Saving Housing "Sekisui Heim Chezdan"

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー
Sekisui Chemical Co. Ltd. Housing Company
 
技術部  東京都港区虎ノ門2-3-17(虎ノ門2丁目タワー) TEL 03-5521-0575
Technical development department
2-3-17 Toranomon, Minato-ku, Tokyo, Japan (toranomon2-chome Tower)
 
北海道セキスイハイム株式会社 Hokkaido Sekisui Heim Co. Ltd.
株式会社北方住文化研究所 Hoppou Jyubunka Institute Co. Ltd.

シェダン 北海道の暖房エネルギーを50%以上削減。
シェダンの断熱性能
熱損失係数(Q値)
0.99W/m2K
家全体を二重の断熱材で包み込むダブルウォールユニット工法を開発し、熱交換換気システムを導入することによって、熱損失係数(Q値)0.99W/uKという超高断熱性能を実現しました。
※Q値:熱損失係数(W/m2K)
住まい全体の断熱性能を評価する数値で、室内外の温度差が1℃の時に、家全体から1時間に逃げる熱量を床面積で割った値。数値が低いほど断熱性が高いといえます。
次世代省エネ基準住宅(I地区)(Q値=1.6w/m2k)との年間暖房エネルギー比較
躯体各部の断熱強化と熱交換換気システムの組み合わせにより実現した超高断熱省エネルギー住宅
壁

断熱材をたっぷり充填したユニットを、外断熱パネルで包み込んだ二重の断熱構造。合計約220mmの厚いグラスウールが室内の熱を逃しません。
次世代省エネ基準住宅(I地区)と比較して
熱損失量55%削減
屋根
屋 根

プールなどにも使われるDNシートで完全防水した屋根の下には、ユニットの外側に140mm、内側に220mm、合計360mmのグラスウールを充填しました。
次世代省エネ基準住宅(I地区)と比較して
熱損失量51%削減
基礎
基 礎

壁から連続して基礎コンクリートをはさみ込むように配した基礎断熱材。地中の冷気を伝えにくいポリスチレンフォームが、床からの冷えを防止してくれます。
次世代省エネ基準住宅(I地区)と比較して
熱損失量32%削減
熱交換換気システム

換気をおこなう際、外から取り入れる冷たい空気を室内から排出するあたたかい空気と熱交換(熱交換効率70%)させることで、あたためてから室内に取り込み、換気による室温低下を抑えます。
開口

トリプルガラス・ペアガラス・断熱ブラインドの採用で、開口部からの熱損失を軽減。トリプルガラスは、優れた断熱性能を持つLow-Eペアガラスよりもさらに、26%の熱損失量を削減。その高断熱性能を活かして、南面に大開口を配置。太陽の熱を取り込み活用して、暖房エネルギーをより削減できます。
「地中熱ヒートポンプ暖房」の使用で更に省エネ化
地中熱を暖房に利用する地中熱ヒートポンプは、COP約3.0という抜群のエネルギー効率を発揮します。シェダンの躯体性能に加え、この地中熱ヒートポンプを使用することで、次世代省エネ基準住宅<T地区>に比べ、70%以上の暖房エネルギー削減も可能になります。
 
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