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サードパーティーロジスティクス

3rd Party Logistics (3PL)荷主に代わって、最も効率的な貨物の輸送に係る戦略の企画立案、貨物の輸送に係るシステムの構築の提案等を行い、高度な貨物の輸送に係るサービスを提供すること。(荷主判断基準より) 荷主に対して物流改革を提案し、包括して物流業務を受託する業務。荷主との長期契約に基づいて荷主と情報を共有し、荷主のサプライチェーンマネジメントを 含めて全面的に物流を担当することが多く、専門性を活かした提案と物流情報システムの提供を主な特徴とする。荷主と輸送事業者との関係で第3者に当たることからこのように呼ばれる。
(国土交通省 用語解説ページ)

最終エネルギー消費

わが国国内に供給されたエネルギー源、及びエネルギー転換を経て製造されたエネルギー源が需要先において実際に消費された量をいう。最終エネルギー消費には化学原料、建築材料等の非エネルギー用途に消費された量を含む。それらを除いたものは最終エネルギー用途消費という。一般電気事業者のエネルギー転換損失、自家消費、送配電損失等はここでは勘定せず、需要家が自家発電を行う場合には、消費した燃料ではなく、発電した電気を消費した段階で捉える。1kWhの電気は3600kJの理論値で換算される。

再生可能エネルギー

主に自然エネルギーをエネルギー源として、化石エネルギーと異なり基本的にエネルギーが枯渇しないか、もしくは枯渇するには無限に等しい時間を要するものである。具体的には水力、地熱、太陽光、太陽熱、風力、波力、潮力、海洋温度差等であり、また植林によるエネルギー源の生産も含まれる。

サマータイム

春から秋にかけての期間、時計を1時間進めて運用し、太陽光を有効に活用しようとする制度。欧米ではほとんどの国が採用している。日本でも昭和23年から27年まで実施されたが、あまり評価されずに廃止となった。人間の生活時間は午前と午後に分けた場合、圧倒的に午後が長い。これは太陽が出てしばらくたってから活動を開始し、日が暮れても照明の下で活動を続けていることである。サマータイムの採用で太陽光を利用できる時間が増え、省エネルギーになると考えられ、日本でも復活が検討されているが、生活のリズムを狂わすなど反対意見もあり、全国的な実施にはいたっていない。

産業用蒸気ボイラー

工場の生産工程に使う蒸気製造設備をいう。蒸気ボイラーの形式には、貫流ボイラ−、炉筒煙管ボイラー、水管ボイラーなどがある。貫流ボイラーは、一連の管群で燃焼室を囲うように構成し、給水ポンプから下部に圧送された水が管群を通過する間に燃焼室の熱を受けて予熱・蒸発し、上端に至るまでに全部の水が蒸発し、上端からこの蒸気を取り出す形式。炉筒煙管ボイラーは、水平炉筒形の胴体内部に水室、水室内の煙管群、炉筒を設置し、炉筒の内部を燃焼室とし、燃焼ガスが煙管を通過する間に水室の保有水を加熱し、蒸気が発生するようにした形式。水管ボイラーは、下部の水ドラムと上部の蒸気ドラムの間を多数の水管で接続し、給水ポンプから水ドラムに圧送された水が水管群の間を通過する間に隣接の燃焼室の燃焼ガスで加熱され、汽水混合物となって蒸気ドラムへ上昇し、ここで蒸気だけが取り出され、蒸気ドラムで分離された熱水は水ドラムへ再循環するようにした形式。
産業用蒸気ボイラー以外には、発電用(大型)蒸気ボイラーや空調用(小型)ボイラーがある。

酸素富化燃焼

燃焼用空気中に酸素を添加して、通常の21%よりも酸素濃度を高めて(酸素富化して)燃料を燃やすこと。こうすれば、空気中の窒素分の減少により排ガス量 が減少するので、排ガスとして持ち出される熱量が減少し、その結果、単位燃料当たりの利用熱量が増加し、必要燃料量を削減することが出来る。また別の効果 として燃焼温度を高めることが出来るので、高温ガスを必要とするガラス溶解炉等で使用すれば、更に省エネルギーが期待できる。

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