エコドライブ

I. エコドライブの背景

今、地球温暖化の大きな原因となる化石燃料の消費により排出されるCO2の削減が求められています。わが国の二酸化炭素排出量の現状は、運輸部からの排出量が全体の約2割を占めており、自家用自動車からの48.2%のCO2排出量をいかに減らすかが、非常に重要な課題となっています。エコドライブは2005年4月に閣議決定された「京都議定書目標達成計画」(2008年3月全部改訂)において、「環境に配慮した自動車使用の促進」の施策(*)の一つとして位置づけられています。国民一人一人のレベルでも簡単に取り組むことができることから、地球温暖化防止の重要な対策として期待されているものです。

* 京都議定書目標達成計画における主なエコドライブ関連施策

 〇エコドライブ普及・推進アクションプラン (PDF)

II. エコドライブの概説とその技術情報

省エネルギーセンターの考えるエコドライブとは、様々な交通状況で、運転操作と燃料非消費量を計測し、その関係を調べ、実際の走行データや計測データに基づいたものです。

1. エコドライブの概説

エコドライブのポイントは、発進、巡航、減速、停止の4つの走行形態(モード)に分割し、その走行モード毎に最適な運転操作を行うことです。ちょっとしたコツやポイントを押さえて運転することで、十分な効果が得られます。(燃費向上シミュレーションでお試しください)

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2. エコドライブの技術情報

III. エコドライブへの取り組みと実績

省エネルギーセンターでは、自治体や企業との連携事業を行っています。自主的かつ自立的なエコドライブの推進をめざし、エコドライブを推進するインストラクター、エコドライブ普及員の養成をサポートしています。
エコドライブ技術を広く普及させるための、実車を使った「エコドライブ教習会」や、座学で行う「エコドライブ講習会」の開催。
エコドライブの資料の整備、エコドライブの情報の提供、コンサルティング等を通して、エコドライブ推進のリーダーとなる人材の育成や、自治体や企業のエコドライブ推進の体制づくりのサポートを積極的に行っています。

1. 普及・支援の内容とその形態自治体向け

2. 自治体支援事業
3. エコドライブ教習会
4. エコドライブ講習会
5. エコドライブシンポジウム
6. エコドライブの活動・実績の報告

IV. エコドライブ資料

1. テキスト印刷物

省エネルギーセンター主催の教習会・講習会等でテキストとして使用している走行データや計測データに基づいた結果を元に作成された資料です。
(ダウンロードし、プリントアウトしてお使いください。)

2. 動画

省エネルギーセンター主催の教習会・講習会等で使用していた映像資料です。

〇動画 エコドライブのすすめ
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